阪神高速技研

先輩社員インタビュー

構造計算から設計図まで、 やりがいを日々実感。 構造計算から設計まで、やりがいを日々実感。

土木系(設計) 2023年入社

INTERVIEW 土木系(設計)2020年入社

技研との出会い~入社まで 技研との出会い~入社まで

阪神高速に関わる仕事を。
インターンシップ参加で決意。

Q. 技研との出会いを教えてください。

学生時代は土木工学について学びました。4年次の研究室ではおもに水力学を研究しましたが、土質力学、構造力学を含めて幅広く学んでいたことが今の仕事につながっています。
土木工学を学ぶなかで道路や鉄道などの交通インフラに興味を持つようになり、YouTubeで高速道路の走行動画を見ることが趣味になりました。三重県出身で大学は山口県だったため、阪神高速を利用したことはなかったのですが、動画を見るうちに阪神高速が好きになり、阪神高速に関わる仕事がしたいと思うようになりました。
阪神高速道路の魅力は、建物密集地帯である大阪市の中心部において、建物の隙間を縫うように張り巡らせた路線網です。Youtubeで中之島JCTの1号環状線から11号池田線の分岐を見たときは、ビルが近すぎて驚いたこと覚えています。11号池田線梅田出口はビルを貫通した道路線形となっている等の世界に誇れる名物があるのも魅力の一つです。
また、子どもの頃からDIYが好きで、自分で机や椅子を作ったりしていたこともあり、阪神高速道路に関わる設計ができる技研を志すようになりました。

Q. 入社の決め手は何でしたか。

就活中にインターンシップに参加し、まずは大阪の中心にあるきれいなオフィスに圧倒されました。オフィスのある23階からの景色を見て、ここで働きたいと強く思いました。対応してくれた先輩社員が優しく親切な方だったことも魅力でした。そのときは高速道路の付属構造物の設計について説明を聞くだけでなく、実際に手を動かして小さな模型を作る体験もできて面白かったです。
阪神高速に関わる仕事ができ、自分の手で設計図を描けることは自分にとって理想で、最終的には転勤がないことも決め手になりました。関西圏で腰を据えて仕事ができるのは自分にとって魅力でした。

現在携わっている仕事について 現在携わっている仕事について

高速道路の様々な構造物の
保全部門の設計を担当。

Q. 仕事の内容を教えてください。

入社して2年余りは設計課の維持管理チームに所属しました。希望した通りの設計課配属でしたが、入社当初は構造物の設計ではなく、高速道路上の標識のレイアウト検討や設計業務を担当しました。
例えば高速道路出口の矢印をいかにわかりやすく表示するか、お客さまに伝わりやすいレイアウトを意識して考えるのが楽しかったです。安全対策として既存の標識のレイアウトや路面標示改良することにより、標識一つで事故や誤退出を防ぐ効果があるので、自分の仕事が社会の役に立っていると実感できました。実際に道路を走って標識などの設置物を確認するのもかなり楽しかったです。
入社3年目の現在はラインを異動し、付属構造物の設計を担当しています。標識柱や道路の橋桁など、高速道路のさまざまな構造物の構造計算や保全部門の設計を担う仕事です。

Q. 必要とされる能力は何ですか。

構造計算に必要な知識や技術はもとより、さまざまな人とコミュニケーションを取りながら業務を遂行できる力です。設計の仕事はチームで行うので、常にコミュニケーションが必要です。周りとスムーズにやりとりをしながら一つひとつの業務を遂行していくことがもっとも大切です。
設計というと、一人で進める仕事というイメージもありましたが、実際は社内のチームだけでなく、阪神高速道路(株)や協力会社を含めて多くの人とコミュニケーションを取りながら着実に進めていく必要があると実感しています。
大学時代に学んだ構造力学の知識は現在の仕事ではかなり重要です。学んだ知識が役立っていることを実感しつつ、もっとしっかり勉強しておけば良かったとも感じています。ただ、入社してからも周囲の先輩の経験談や過去の事例、データなど、知識や技術を吸収できる環境が非常に整っています。

仕事の面白さ、やりがい 仕事の面白さ、やりがい

自分が携わった仕事が形になり、
道路上に設置されるのがうれしい。

Q. 仕事の面白さ、やりがいは何ですか。

現在担当している構造計算や設計の面白いところは、自分が関わった仕事が阪神高速道路に実際に設置されることです。標識柱一つ取ってみても、車が走る空間との距離やサビが発生しないような排水機能など、ありとあらゆることを考えて設計する必要があります。そのすべてがうまくいく答えを見つけたときはとてもうれしいですし、やりがいにつながっています。
1、2年目に手がけた標識類が実際に阪神高速道路に設置されているのを見たときも、やりがいと誇らしさを感じました。学生時代にYouTubeで見ていた道路を走るだけでなく、その一部に関われていることがとてもうれしいです。
社会人としての基礎的な部分はもちろんですが、私は技術者であるからには技術面での成長が最も大切であると思っています。技術面ではまだまだ成長しなければならないですが、先輩社員や上司などと技術面での議論を行う際には、不明点があれば、新たな知識をつけられたという成長を感じ、議論が成り立った際には、知識がついてきているという成長を日々実感しております。

Q. 今後の目標は何ですか。

現在の部署での経験がまだ浅いため、まずは今の業務に慣れて早く一人前になることです。その点、技研は職場の風通しが良くて先輩や上司に何でも相談できる環境なのでありがたいです。ベテラン社員の方から学ぶことも多いです。
知識と技術を吸収し、いずれはこの仕事の最重要資格である技術士の資格を取得することが今の目標です。
昨年は実務経験1年で取得できる資格を取得しました。資格のための勉強がそのまま知識となって、日々の仕事にも役立っています。インプットの努力はこれからも大切にしていきたいと思っています。

Q. 技研に入社して良かったことは何ですか。

社内の雰囲気がとても穏やかで、安心して自分らしく働ける環境が整っているところです。初めてインターシップで訪れたときから、「優しい人ばかり」という印象は変わりません。仕事の内容も事前にしっかり確認できていたため、入社前と入社後のギャップがなかったのも良かったです。
休みの取りやすさも大きな魅力です。カレンダー通りの休みは確実に取れて、有給休暇も計画的に十分な日数を取得できます。夏休みは6〜9月の間で7日間取得可能で、業務スケジュールを調整し計画的に日程を組むことができるので旅行にも行きやすいです。仕事にもプライベートにも満足できる環境はとても恵まれていると思います。
休日は所属する社会人サッカーチームでサッカーを楽しんだり、審判員として活動したりしています。休日に自分の好きなことを満喫できるのも、この会社に入って良かったことの一つです。

一日の仕事の流れ

9:00
出社

前日までに記録しているリストを確認して、今日実施するべき作業内容の確認を行います。

9:05
社内打合せ

自分の担当業務について定期的に上司への進捗報告を行い、今後の方向性の調整を行います。

10:00
社内打合せ

担当業務が複数あるため、社内打合せが立て込む場合もあります。

11:00
打ち合わせの資料整理

準備した資料の最終確認や、打合せで話す内容の確認を上司と行います。

12:00
昼食

同期と外へ食べに出ることもありますが、会社周辺のお店はどこも混んでいるので自席で簡単に済ませます。

13:30
社外打ち合わせへ

打合せ時には各事業所へ出向くことが多いため、電車移動が多くなります。打ち合わせに遅れることがないように早めに出発することを心がけています。

14:30
社外打合せ

準備した資料に沿って打ち合わせを行います。打合せ中は決まったこととその経緯をメモに取り、議事録作成時に困らないように心がけます。

16:30
帰社。議事録の作成

打合せの議事録を作成し、打合せの内容に則って上司と今後の方針の整理を行います。

17:30
退社
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